【東京都北区】名主の滝公園が倒木のため閉鎖中です。
名主(なぬし)の滝公園の庭園が、倒木のため現在閉鎖中です(撮影2021年7月28日)。
江戸時代、ここがまだ「王子村」だったころの名主(なぬし)の自邸がこの公園の基になっており、「名主の滝」という名前の由来もここからきています。
明治の中頃に庭園として整備され、昭和になって精養軒がこの庭園を買収し、食堂やプールなどが作られ公開され続けてきましたが、1945年(昭和20年)に戦争で焼失。
1960年(昭和35年)に東京都が再公開しました。
武蔵野台地の起伏豊かな地形をいかした庭園内にはいくつもの滝があり、池があり、ケヤキ、エノキ、シイ、ソメイヨシノ、ヤマモミジなどが植えられています。
庭園内に入れないので、残念ながら倒木の様子はよくわからないのですが、樹木はかなり古いものも多く、何かのきっかけで倒れてしまったのかもしれません。
14年前、2007年の春に筆者が撮った園内の写真が出てきましたので、アップしておきます。
復旧工事が安全に完了し、無事再公開されますように。
◆名主の滝公園はこちらです。